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芸術監督・作曲

2011年
12月8日
逝去

Minoru Miki
died
on December 8, 2011.
三木 稔

 Minoru Miki (1930-2011)-徳島市生まれ。東京芸大作曲科卒。【主要作品】ライフワークである日本史オペラ連作は:《春琴抄》《あだ》《じょうるり》《ワカヒメ》《静と義経》《隅田川+くさびら》《源氏物語》《愛怨》と続き、第9作《幸せのパゴダ》が2010年6月に脱稿して『三木稔、日本史オペラ9連作』が最終的に完成。《愛怨》はハイデルベルク劇場が2010年春ドイツ初演を、20紙の絶賛と8回全てsold outという記録的な上演をした。管弦楽は:東西オーケストラを結ぶ《急の曲Symphony for Two Worlds》《大地の記憶》を含む7つの交響曲、6つの協奏曲。室内楽は:《弦楽四重奏曲》《ピアノ三重奏曲》等。邦楽器作品は:《巨火》《古代舞曲によるパラフレーズ》《筝譚詩集20曲》他多数。打楽器作品は:世界で1万回を超える演奏回数の《マリンバ・スピリチュアル》など。これらの作品の多くは海外からの委嘱で作曲され、国際的なレパートリーになっている。歌曲集:《花ものがたり》《のはらうた》他、合唱曲:《レクイエム》《阿波》《浄土》《岬・道行》など多数。映画音楽は《愛のコリーダ》が良く知られている。
 一方、日本音楽集団、三木オペラ舎(もと歌座)、結アンサンブル、オーケストラアジア、オーラJ、アジア アンサンブルに加えて「北杜国際音楽祭」を創立、それら団体への作曲・芸術監督やプロデュースで、かつてない創造活動を国際的に展開中。著書「日本楽器法」(英語版・中国語版も)、「オペラ《源氏物語》ができるまで」。芸術祭大賞、芸術祭賞、ジロー・オペラ賞、徳島県文化賞、紫綬褒章、旭日小授章、よんでん文化芸術賞、2009年には第20回「福岡アジア文化賞」の「芸術・文化賞」を日本人で初受賞。2011年12月「徳島県民栄誉賞」受賞。四国大学客員教授。より詳しいプロフィールはwww.m-miki.com参照。

代表・尺八ソリスト 坂田誠山

Seizan Sakata-尺八界の一方の雄。世界民族音楽コンクール受賞以来35 年にわたり国際
的に活動。その迫力ある演奏と同時に、邦楽合奏の指揮など楽界での信望も厚い。ヨーヨー・マなどのソリストとの共演も多く、クルトマズア指揮での三木稔作曲《急の曲》《大地の記憶》、セントルイスオペラ劇場のオペラ《じょうるり》各世界初演、サボンリンナオペラ祭《春琴抄》などで尺八ソリストとして参加。97年、長年貢献した日本音楽集団副代表を辞し、98年『オーラJ』を結成、代表を務める。
 また千葉邦楽合奏団、東京邦楽合奏団、神奈川邦楽合奏団を創立してアマチュア邦楽合奏団運動にも貢献中。

箏ソリスト 木村玲子

 Reiko Kimura-現在、新箏最高のソリストの一人。価値ある受賞暦で実証されるように、その清楚で的確な演奏は今まさにどこの国にでも深い感動で迎えられる。
正派音楽院にて生田流箏曲、地歌を学ぶが、三木箏作品のトップ奏者らしく、《箏譚詩集第四集》を委嘱初演のほか、三木作品を演奏し79年パンムジーク現代演奏コンクール第1位。 94年の第4回リサイタルで文化庁芸術祭賞を受賞。
 04年9月のリサイタルでは三木新箏ソロのシリアスな5作品全曲演奏、オペラ《春琴抄》や00年《源氏物語》世界初演でもソロ二十絃箏を担当。03年、日中新箏交流コンサートで中国楽界に強烈な印象を残した。

ソプラノ 飯島香織

Kaori Iijima-東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院オペラ科修了。
 現在同大学院博士後期課程在籍。学部卒業時に松田トシ賞、アカンサス音楽賞を受賞。
 同声会新人演奏会、読売新人演奏会等に出演。
 第71回日本音楽コンクール声楽部門入選、併せて日本歌曲の最優秀者に送られる木下賞を受賞。
 藝大大学院オペラ《フィガロの結婚》のスザンナ役を演じオペラデビュー。   
 NHK・FM名曲リサイタルに出演するほか、数々の演奏会に出演する。ドイツ・シュレスビヒホルシュタイン音楽祭、カナダ・ケベック博覧会にNHK伝統和楽団の一員として参加し好評を博した。 
 これまでに伊藤由美、飯沼京子、畑きみ子、嶺貞子、佐々木典子の各氏に師事。

尺八・作曲 関 一郎

Ichiro Seki-尺八を横山勝也師に師事する。1975年パンムジーク フェスティバル「日本伝統楽器による現代演奏コンクール」独奏の部第1位。
  作曲の分野でも青島広志、水野修孝、松平頼暁、高橋悠治の諸氏 に教えを受け、95年度文化庁舞台芸術創作奨励特別賞、99年第2回国立劇場作曲コンクール第1位、等受賞し演奏・作曲家として活動している。
  近年Jordi  Savall(ヴィオラ ダ ガンバ奏者)が企画する公演 「フランシスコ ザビエル東洋への道」に参加しヨーロッパ各地で演奏する。国際尺八研修館(横山勝也館長)講師。

尺八 山口賢治

Kenji Yamaguchi-東京都出身。1967年生まれ。青山学院大学理工学部物理科卒。
尺八を青木鈴慕(人間国宝)、佐々木晴風、演奏法を石川憲弘に師事。第39期NHK邦楽技能者育成会卒。現代邦楽研究所研究科卒。NHK邦楽オーディション合格。コンサートシリーズ「尺八の現在」にて尺八を中心とする優れた現代作品の演奏と作品委嘱をライフワークとする。音楽づくりワークショップの制作やリーダーを務め、新しい音楽教育法を実践する。CD「尺八の現在」(YSEK001)、書籍「和楽器にチャレンジ 尺八を吹いてみよう」(汐文社)、ネット配信http://www.senzoku-online.jp/TMDL/03_shaku8.html
現在、山口尺八演奏研究室主宰。洗足学園音楽大学現代邦楽コース講師、同大学附属研究機関 現代邦楽研究所主任。NHK邦楽技能者育成会同窓会常任理事。

尺八 阿部大輔

Daisuke Abe-横浜国立大学教育人間科学部 地球環境課程卒業。
尺八を眞玉和司に、声楽を成田博之に師事。
竹眞会、邦楽グループ「むつのを」、室内合唱団JSKCY所属。
尺八バンド「背に雨」等で活動。2012年よりTAKiO BANDへ参加。
NHK邦楽技能者育成会第51期卒業。
「ポポラーレ雑楽団」では2007年第二回和洋楽器グループコンテストにて審査員特別賞、2008年第二回和の響きグループコンテストin塩原にて優秀賞を受賞。

 尺八 高橋慧山  Keizan Takahashi-東京電機大学在学中より坂田誠山に師事
 日本尺八連盟全国本曲コンクール独奏部門およびアンサンブル部門優勝。 都山流本曲や詩吟の伴奏でNHKの邦楽番組に出演。
 ハーモニカ寺澤博義氏と共に「クロスカルチャーカルテット」を結成。
 Gt,Vo,尺八,Kbから成る4人組バンド「弦声竹鍵」を結成、ライブ活動中。
 日本尺八連盟大師範。
 尺八奏者である傍ら現役のエンジニアでもある。
2013年6月入団
 尺八    本間豊堂  Toyotaka Honma-1975年5月8日、東京生まれ。幼少より茶道、箏曲に親しみながら育つ。
中央大学「竹桐会」で琴古流尺八を加藤秀和に、生田流箏曲を芦垣美穂に習う。
大学卒業後、古典尺八を横山勝也に師事。 現在、演奏・ライブ活動、尺八教室、学校公演を中心に幅広く活動する。 「竹心会」(横山勝也門下)所属。和楽器のオーケストラ「むつのを」、箏、長唄三味線、尺八ユニット「小熊座」、尺八&JAZZピアノトリオ「平成ロマンキャッツ」メンバー。 東洋大学「尺八サークル徒然草」、東大和尺八サークル「竹酔会」指導。2014.5.入団
http://www.d2.dion.ne.jp/~ttoyotak/
三味線 野澤徹也

 Tetsuya Nozawa -三絃を西潟昭子氏に師事。現代邦楽研究所研究科修了。
洗足学園音楽大学、現代邦楽研究所の三味線講師。
ソロCDは3枚組『message-三味線独奏曲集-(TYサポート受賞作品)』他、計13枚をリリース。
受賞歴は2005年「東京邦楽コンクール」第一位他、多数。2013年〜現在、NHK-Eテレ「にっぽんの芸能」テーマ曲、挿入曲の演奏を担当。
NHK教育TV全国放送「日本音楽の祭典」、NHKFM「邦楽百番」、「邦楽のひととき」、TOKYO FM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」等出演。

三味線 大友美由奈   Miyuna Otomo-長野県出身。5歳より地唄三絃、13歳より生田流箏曲を北島雅杏氏に師事。現代邦楽、三絃を西潟昭子、野澤徹也、箏を石垣清美各氏に師事。地唄三絃を芦垣美穂氏に師事。洗足学園音楽大学を首席で卒業、同大学院を総代で修了。大学院在学中に、三枝成彰作曲「19931201 SANGEN」コンチェルトのソリストを努める。また篠原真作曲、三絃弾き語り独奏曲「星空奇譚」を卒業リサイタルで委嘱初演。第7回東京邦楽コンクールにて第3位、現代三味線音楽協会賞受賞。第9回東京邦楽コンクールにて日本伝統文化振興財団賞受賞。箏アンサンブル流韻会所属。
琵 琶 櫻井亜木子  Akiko Sakurai-'99年東京音楽大学音楽学部音楽教育学科卒業。
 在学中に薩摩琵琶を田中之雄氏に師事。00年NHK邦楽技能者育成会45期卒業。
 同年、桐朋音楽大学短期学部オペラコース科目等単位履修生卒業。湯西川平家落人大祭、京都六波羅蜜寺御開帳行事にて奉納演奏。
 01,03年ブダペストにて演奏。02年壇の浦赤間神宮耳なし芳一祭にて奉納演奏。
 03年壇の浦赤間神宮先帝祭にて奉納演奏。06年関口知宏・音楽で行くメープル街道に同行、BS2にて放送に出演。小椋佳コンサートメンバーとして活躍するなど、国内外にて幅広い演奏活動を行っている。
 琵 琶 大上 茜  Akane Ooue- 1993年より半田流薩摩琵琶を学ぶ。半田淳子、石田さえに師事。NHK邦楽技能者育成会48期修了。和楽器オーケストラ「むつのを」所属、和楽器+DJ+ダンスユニット「源-minamoto-」琵琶担当。 他、邦楽合奏団「織座」、オーケストラアジア等に参加。 ゲーム音楽のレコーディング参加や、演劇やクラブDJ、タンゴなど他ジャンルとの共演を中心に活動を行う。
箏 松村エリナ

Erina Matsumura-沢井忠夫に師事。NHK邦楽技能者育成会卒。NHK邦楽オーディション合格。 国際交流基金などの派遣になどにより、アメリカ・フランス・スイス・スペイン・イスラエル・オマーン・UAE・インド・シンガポール・中国・韓国他で公演を行う。
 国内においては、リサイタル・ライブ、CM録音やTVラジオ出演もこなす。
 あらゆるジャンルの芸術とのコラボレーションも展開中。
現在4枚目のCDをリリース。
 沢井忠夫合奏団団員。高知三曲協会顧問。

箏 篠塚 綾

Aya Shinozuka-東京藝術大学邦楽科卒業、同大学院修了。第一回長江杯国際音楽コンクール審査員特別賞受賞。国内外にてコンサート及び録音を行う他、洋楽器との共演など様々な演奏活動を展開。後進の指導や学校教育にも力を注ぐ。

箏 藤川いずみ

Izumi Fujikawa-三木作品の箏譜出版エディターとして『三木稔箏作品集』シリーズ(大日本家庭音楽会)を手掛ける。
'07.6月、最新作CD『喜寿記念 三木稔箏作品集1』(結出版)リリース。
 第5回万里の長城杯国際コンクール第1位。第26回信友社賞受賞。三木稔作品による新箏ソロリサイタルはじめ「三木稔コレクションシリーズ」コンサートを展開する。

箏 桑子裕子

Hiroko Kuwako-慶應義塾大学卒業。 在学中より箏をはじめる。 卒業後、一時中断するがその後再開。 NHK 邦楽技能者育成会修了。 「茨城の名手・名歌手たち」 オーディション合格、コンサート出演。 
 JIRA音楽コンクール邦楽部門第三位。 その他のオーディションにも合格し、コンサートに出演。地元横浜では、今までに四回のソロリサイタルをおこなう。

 また、邦楽器以外のジャンルとも積極的にコラボレーションを展開。 地元の学校公演では、オリジナルの作品を創作しながら、うたと語りを中心にした「日本の音・玉手箱」というグループを結成し、子どもたちに邦楽器の魅力を伝えるべく、現在活動をおこなっている。

箏 小林道恵

Michie Kobayashi-高崎短期大学音楽科及び同専攻科卒業。NHK邦楽技能者育成会第35期卒業。
 大阪府奨励新人賞受賞。02’文化庁新進芸術家国内研修員。
 故沢井忠夫、沢井一恵、芦垣美穂の各氏に師事。沢井忠夫合奏団団員。箏遊会主宰。

   五十嵐 惠   Megumi Igarashi-福島県出身。幼少より生田流箏曲・三絃を高橋昭子師に師事。現在、石垣清美師に師事。2010年洗足学園音楽大学現代邦楽コースを首席で卒業。在学中、特別選抜演奏者の認定を受ける。卒業時に優秀賞を受賞。2012年同大学院を総代で卒業。在学中、前田音楽奨励賞受賞。『大学院コンチェルトの夕べ』にソリストとして出演し、原田幸一郎氏指揮、洗足学園音楽大学大学院室内管弦楽団と玉木宏樹作曲〈恵方の旅〉を委嘱初演。NY、ボストン、ウルグアイなど、海外にて演奏。宮城社師範。第7回東京邦楽コンクールにて日本伝統文化振興財団賞(1)受賞。NHK邦楽オーディション合格。邦楽音心会、紫音会に所属。
2013年6月入団
打楽器 若月宣宏

Nobuhiro Wakatsuki-作陽音楽大学打楽器科卒業。国立劇場養成課鳴物研修修了。
中国北京中央音楽学院留学。歌舞伎・京劇の打楽器を暦学。今春、自著歌舞伎囃子論「ここだけのはやし」を発刊。

打楽器 片岡寛晶

Hiroaki Kataoka-東京音楽大学・打楽器科卒業。邦楽、オーケストラ、吹奏楽
など活動している。
 また作曲も行っており、2008年度・吹奏楽コンクール課題曲『天馬の道〜吹奏楽ために』が
全国で取り上げられる。現在、日本女子大学助手。

打楽器
篠田浩美

  Hiromi Shinoda-1985年生まれ、埼玉県川口市出身。東京芸術大学打楽器科卒業。幼少よりピアノ、マリンバ、高校から打楽器を始める。ヤングアーティストピアノコンクール(第2位)、川口ピアノコンクール(第3位、教育長賞)、日本クラシック音楽コンクール(好演賞)、全国ジュニア管打楽器コンクール(銅賞)。これまでにマリンバ及び打楽器を小川佳津子、高橋美智子、藤本隆文、高田みどり、有賀誠門、各氏に師事。現在はソロ、アンサンブル、オーケストラ、室内楽、ジャズ・セッションなどジャンルを問わず多くのコンサートに出演中。またRoland社のV-PIANOやハンドソニックのデモンストレーター、リトミック講師としても活動の場を広げ、多数のCD、DVDに参加している。父である作・編曲家/キーボーディスト 篠田元一のCDやライブにも共演参加。PERCUSSION UNIT「HARROMI-YAH!!!」、MARIMBA ENSEMBLE「quint」メンバー。

篳篥 鈴木絵理  Eri Suzuki-国立音楽大学鍵盤楽器専修 卒業 日本伝統音楽コース(雅楽)終了。
大学より雅楽を始める。
  今までに、多数の雅楽演奏会に出演。その他、様々な楽器との演奏会も行っている。
 篳篥を中村仁美氏、雅楽合奏を中村仁美氏、宮田まゆみ氏に師事。伶楽舎準会員。
指揮   榊原 徹   Toru Sakakibaraー東京生まれ。東京藝術大学音楽学部器楽科入学。在学中より演奏、指揮活動を始める。指揮を松尾葉子氏に師事。1989年〜1991年西ベルリン在住。帰国後舞台芸術を中心に指揮者・音楽監督として活動する。2006年、2008年には英国のオペラフスティバルより招聘され、地元紙の年間優秀公演賞を受賞。作曲家三木稔作品上演の機会が多く、日本史オペラ9連作初演指揮ほか、主要作品に携わる。邦楽合奏でもオーラJ、日本音楽集団、森の会などと共演し、特に三木作品に於いては「羽衣」、「浄瑠璃姫物語」などで文化庁主催の全国公演も多い。西洋東洋の音楽を問わず活動を広げている。
作曲 佐藤容子  Yoko Sato-東京音楽大学作曲専攻卒業。作曲を三木稔、大田桜子両氏に師事。
2005年、ハワイ大学のThe John Young Scholarship受賞。
2005年、愛知万博愛知館の音楽を始め、2003年、パースインターナショナルフェスティバル(オーストラリア)参加作品など作曲家として、邦楽器、アジア民族楽器、室内楽、古楽、教会音楽の創作に取り組む一方、舞台芸術作品にも積極的に携わる。2008年より2013年まで米イースト・ウエストセンターにて大学院生特別研究員。2014年ハワイ大学音楽学部作曲科博士課程修了。
 オーラJ音楽監督。
作曲

マーティン・リーガン

 Marty Regan-今までに60曲を超える邦楽作品を作曲している。'02年以降は、現代邦楽を演奏する主要グループの一つであるオーラJに所属。 '95年オハイオ州オバーリン大学作曲科及び東アジア研究科卒。国費研究留学生として、東京音楽大学院作曲専攻に在籍していた。'02年文化庁舞台芸術創作奨励国立劇場作曲コンクールに尺八と二十絃箏のための「東雲の詩」(2001) で入賞。'06年ハワイ大学作曲科博士課程修了。三木稔著「日本楽器法」(音楽之友社)の英語版翻訳を'08年版。'10年ナボーナレコードによって、自作品CD「マーティン・リーガンの和楽器による作品集第一番:森が囁いて...」がリリースされた。そして和楽器の為の作品第II集となるCD「魔鏡」は、同レーベルより2012年にリリースされた。'11年研究員として上海音楽院作曲専攻に在籍し、中国伝統的楽器の個人レッスンを受けた。ヒュストングランドオペラによって委嘱された「メモリー・ストーン」という新作室内オペラはテキサスセンターのアジアソサイティにて2013年4月に初演。現在、アメリカのテキサス州、A&M大学にて助教授として後進の指導にあたる。

作曲 橘川 琢
 Migaku Kitsukawa-作曲を三木稔、助川敏弥の各氏ほかに師事。 第2回牧野由多可賞作曲コンクールファイナリスト。文部科学省音楽療法専門士。平成17年(2005年)度(第60回記念)文化庁芸術祭参加。2006年・2008年度文化庁「本物の舞台芸術体験事業」に自作を含む《羽衣》(Aura-J)が採択される。08年名古屋フィルハーモニー交響楽団主催作品個展など5年連続で個展を開催、13年「Tokyo to New York 2014」 に作品が採択され、世界初演となる。「新感覚抒情派(『音楽現代』誌)」と評される抒情豊かな旋律と、日本旋法から派生した色彩感ある和声・音響をもとにした現代クラシック音楽、現代邦楽作品を作曲。日本音楽舞踊会議理事。月刊「音楽の世界」副編集長。詩と音楽を歌い、奏でる「トロッタの会」、「邦楽創造集団Aura-J」Producer/ Composer in residence。
作曲 江原大介
 Daisuke Ehara-1982年生まれ、東京都出身。13歳よりエレクトリック・ギターを弾き始め独学で作曲を始める。その後15歳でピアノを弾き始め、17歳までポピュラー・ジャズハーモニーを学び、その後クラシックの道へと転向する。東京音楽大学作曲科卒業後、桐朋学園大学研究科を経て、東京芸術大学大学院修士課程作曲専攻を修了。
2008年第1回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位受賞。これまでに作曲を有馬礼子、池辺晋一郎、糀場富美子、権代敦彦、三瀬和朗、安良岡章夫の各氏に、指揮を汐澤安彦氏に師事。活動はクラシック、吹奏楽、現代音楽からポップスの分野まで幅広く行っている。
作曲 金井 勇 Isamu Kanai-東京音楽大学作曲専攻卒業。同大学院修了。      
 これまでに作曲を池辺晋一郎氏、細川俊夫氏、湯浅譲二氏及び三木稔氏に師事。また指揮を汐澤安彦氏に、篳篥を西原祐二氏に師事。2003年第72回日本音楽コンクール作曲部門第2位入賞。
 2005年第16回朝日作曲賞入選。2006年第22回名古屋市文化振興賞受賞、同年、第6回武生作曲賞受賞。2008年フランス・ロワイヨモンVoix Nouvelle2008奨学生。
評論 西 耕一
Koichi Nishi-1977年大阪生まれ。
黛敏郎、團伊玖磨、芥川也寸志ら「3人の会」を中心に日本の現代音楽を探求。
『音楽現代』『音楽の友』『バンドジャーナル』など雑誌、新聞での評論活動、CD・演奏会企画、解説執筆、ラジオ出演など行う。
團伊玖磨アーカイヴズ研究員、Japanese composers archives会員。

事務局    門脇央知  Ochi Kadowaki 
     オーラ事務局

〒157-0073
東京都世田谷区砧3--9-23-101
   Tel 03-3749-3741
   Fax 03-3749-3719
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事務局長
森 佳久山
事業部長
門脇央知
 Creative ensemble of Japanese traditional instruments
事務局 門脇央知 顧問 渡辺一雄